2014年11月16日
建築物環境衛生管理技術者認定講習会
建築物環境衛生管理技術者 厚生労働大臣認定講習会
主催者 公益財団法人 日本建築衛生管理教育センター
〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目6番1号 大手町ビル7階743区
TEL:03-3214-4624(代表) FAX:03-3214-8688
趣旨 一定規模以上の建築物は(特定建築物)の所有者等は、「建築物における衛生的環境の確
保に関する法律」(以下「建築物衛生法」という。)に基づき、建築物内の環境に関する「管理
基準」に従って維持管理するために「建築物環境衛生管理技術者」を選任して、その監督を
させなければなりません。
修了・資格 建築物環境衛生管理技術者講習会を修了した者には、「修了証書」が交付されます。また、
申請することにより厚生労働大臣から「建築物環境衛生管理技術者免状」が交付されます。
受講科目 ①建築物衛生行政概論 10時間
②建築物の構造概論 8時間
③建築物の環境衛生 13時間
④空気環境の調整 26時間
⑤吸水及び排水の管理 20時間
⑥清掃 16時間
⑦ねずみ、昆虫等の防除 8時間
計 101時間
受講料 108,800円(非課税、テキスト教材費含む、受講申し込み時は不要)
受講資格 学歴及び実務経験
免許資格の保有
免許資格の保有及び実務経験 詳細はこちらをクリックしてください。
開催日程 建築物環境衛生管理技術者講習会日程表 詳細はこちらをクリックしてください。
受講申し込み手引きの請求方法
1.返信先を記入した返信用封筒(角型2号:332mm×240mm)に205円分の切手
をはり、講習会名を明記の上(例:建築物環境衛生管理技術者講習会希望)
上記主催者教務課あてに請求してください。
受講時の対策
約14日間の講習会の最後に修了考査があります、講習会主催者は各科目を担当する
講師の方々に対して、修了考査に係る重要個所をちゃんと教えるようお願いはしており
ますが、講義中に何ら強調されずにポイントを絞れない教え方をする方々も一部見受け
られます、よって修了考査は、講師が説明したテキスト上の文章を3回以上音読する必
要があります。この修了考査は、受講科目7科目において6割程度の正解が修了基準
になるようです、私どもの事業所でも過去に30名近くの者を受講させましたが、そのうち
2名が7科目中1科目の点数が足りず、沖縄から大阪に再考査を受けに行き、1名は7科
目中7科目を修了できずに再受験を諦めさせました。以前は、めったに不合格になりませ
んでしたが、最近は1割程度の方々が不合格になっており、再考査も3年以内で3回受験
できるようですが、半分の方々が合格できないようです。
一部、修了の難しい方々はいらっしゃいますが、きちっとテキストを読みこめばけっして難
しい講習会ではありません。指摘事項にアンダーラインを引き集中的に暗記すること。
講師の指摘がなかった科目は、通常の資格試験を受験する気持ちで、テキストの該当
ページを熟読理解して修了考査に臨んでください。
国家試験に比べ比較にならないほど合格率が高いので、ほとんどの方々がこの講習会に
て資格を取得されます。
特に予習は、必要はありませんが、復習は必ず必要です。
講師は、事前に修了考査に目を通されて講義を行います、よほど気づかいのない方以外
は何らかの指摘はされると思います。集中して、受講してポイントをまとめて記憶を定着さ
せる作業を行えば心配はいりません。講義終了後2~3時間、週末直前5時間以上は取り
組んでください。
沖縄県においては、基本的に5年に1回の周期で開催されております過去には平成18年・
平成22年・次回は平成27年或は平成28年に受講希望者を募り100名程度の受講希望
者が確保できれば開催します。詳細は、(一社)沖縄県ビルメンテナンス協会にお問い合
わせ下さい。
基本的には、1件の特定建築物には1名の建築物環境衛生管理技術者が選任されます
ビルメンテナンス事業者・建築物所有者及び関連する従事者にとっては必修の国家資格
です。国内では8万人を超える方々が取得されておりますが、現役の資格者は6万人程度
と思われます。沖縄県においても過去5回程度地元開催をしておりますので5百人の方々
の養成が完了しておりますが、現役で資格を活用している方々は3百人強程度と思われ
ます。
沖縄県において平成28年度開催が決定しています。
受付期間 平成28年8月18日~25日
講習期間 平成28年10月26日~11月17日
Posted by 大嶺健太郎 at 09:28│Comments(2)
│資格試験のコツ
この記事へのコメント
平成28年度の講習会を受講予定の者ですが、講習会前の予習など特に必要なく、講習会での復習すれば試験は、受かりますか?
Posted by 病院施設管理者 at 2016年06月04日 15:12
修了考査に係る部分は心ある講師は強調されますが、中にはテキスト内容の棒読み程度で終了する講師も存在します。修了できていない科目は、1年以内3回に限り再考査が受検できます。ただし、修了考査の合格率は、80%以上ですが再考査の合格率はあまり高くないようです(考査を受験する講習会場の講師指摘事項がわかればそれを重点的に学べば対応は可能でしょう)、大体はマーキング項目を重点暗記で対応できます。心配であればボイスレコーダーなどを持ち込んで修了考査に係る部分を強調されない講師の担当した科目に限り説明した部分を全部勉強することが必要です。
Posted by 大嶺健太郎 at 2016年12月15日 06:07