2014年12月03日
名言
電通鬼十則
下記の墨書は電通の四代目社長の吉田秀雄氏が阪急の創業者で大先輩の小林一三社長の求めに
応じて1954年1月25日付の手紙に同封してお送りした直筆の書です。
この電通「鬼十則」は、昭和26年8月に吉田社長が社員のために書き留めたビジネスの鉄則、実学
の原理原則を伝える教典です。
べ べ
1.仕事は自ら 創る 可きで、与えられる可きでない
2.仕事とは 先手先手と 働き掛け て行くことで受け身でやるもの
ではない
3.大きな仕事 と取り組め 小さな仕事は己れを小さくする
4.難しい仕事 を狙え そして之を成し遂げる所に進歩がある
5.取り組んだら 放すな 殺されても放すな 目的完遂までは
6.周囲を 引き摺り廻せ 引き摺るのと引き摺られるのとでは長い
間に天地のひらきが出来る
7.計画 を持て 長期の計画を持って居れば忍耐と工夫とそして正
しい努力と希望が生まれる
8.自信 を持て 自信がないから君の仕事には迫力も粘りもそして
厚味すらがない
9.頭は常に 全廻転 八方に気を配って一分の隙もあってはならぬ
サービスとはそのようなものだ
10.摩擦を恐れるな 摩擦は進歩の母 積極の肥料だ でないと君
は卑屈未練になる
仕事は、こちらから迎えに行くものだ 仕事は、向こうからはやっては来ない
自力本願 ビジネスマンは自分のスペシャリティ、専門職を持ち独立・創業が可能
初めに人があって、仕事は人が創ったもので、仕事は人について生まれてくるものである
掛け声だけの自己実現では何も生まれて来ない
仕事は未知との戦闘だ 指示を受けてやっていたら勝ち目はない
人間の潜在能力は、各人そんなに変わらないしかし、それぞれの特異な才能において天地の差が出る
難しい仕事と易しい仕事があったら 進んで難しい仕事に手を挙げる
目的を持った人は必ず成果を残す 成果を出せない人は、必ず目的がない
自分の言葉で考える人 自分の意思で行動する人が強い
10年後の自分を明確にイメージできる人 1年後の自分をもイメージできない人の差
想い描かないことは、決して実現しない 思い描いたことだけが、必ず実現する
種を蒔かないと決して実はならない しかし、蒔く季節を外すと種は実をつけない
他人を信じることはやさしいが 自分を信ずることは難しい
この本の中には、生きる上で参考になる様々な示唆がございます。ぜひ、お読みください。
Posted by 大嶺健太郎 at 11:07│Comments(0)
│元気のもと