防災士
2016年12月現在 防災士 121,560名
1年で14,000名養成
全国の郵便局長受講
南海トラフ地震大被害予想静岡県、高校生受講
生き残る術を学ぶ
自助70% 共助20% 公助10%
災害対策 優先すべき順番は
1.自分の生命/安全
2.家族の生命/安全
3.親族・地域・仲間の生命/安全
4.職場・会社の仕事
地震発生全世界の20%が面積比0.03%の日本で発生
国土の70%山間地、国土の10%の洪水氾濫区域に
総人口の約50%の人々が居住し、国家の総資産の
約75%が集中しています。
複雑で脆弱な地質、急峻な地形、少ない平坦地
都市化に伴う危険区域への住宅立地
耕作地確保のための山裾への人家立地
世界平均の2倍に及ぶ多雨国
世界の豪雪都市トップ3を抱える豪雪国
世界の大地震の約2割が発生する地震国
世界の活火山の約1割が分布する火山国
あらゆる災害に備えなければなりません。
研修・試験主体
特定非営利法人 日本防災士機構
株式会社防災士研修センター(日本防災士機構認証研修機関)
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-4 砂防会館7階
研修費用等
防災士研修講座受講料 49,000円 消費税 3,920円
防災士資格取得試験受験料 3,000円(預り金)
防災士資格認証登録料 5,000円(預り金) 総 額 60,920円
研修内容・課題
防災士研修講座は「自宅学習(履修確認レポート/試験対策学習)」と
「会場研修」の2本立てで構成。
防災士資格取得には
防災士研修講座の受講(履修確認レポートのご提出+会場研修2
日間)
救急救命講習の受講
履修確認レポートは、300問いかけ程度の設問があり、文章の
空欄の言葉を埋める課題です。
テキストの該当か所に同様の文書があり、該当か所を読めば解答
できます。約8時間程度を要します。
試験対策は、この事前課題を2~3回読み込むことと、試験対策用
のテキストが別にありますので、そこに記載されている説明文を同
様に読み込み、練習問題が100問ほどありますがその正答及び説
明文章を暗記すれば90%以上は正答できます。
残りの10%程度がテキストから出題されます。
例えば、火砕流の説明文の問題が出題されました。
おそらく、この記憶する作業をこなしていれば、必ず合格するでしょう。
命にかかる講習なので、知識を身につけて知恵として活用してい
ただくことを講習の趣旨としているようです。
修了試験内容
防災士資格取得試験の合格 30問出題 3者択一
正解率70%以上合格の上、申請に必要な書類の
ご提出が必要となります。
研修モデルプログラム(参考例)
※下記内容は参考例です。各コースによって時間及びカリキュラ
ムは異なります。
コース日程へ
1日目
9:00 受付 会場にて受付を行います。受付の際に履修
確認レポートをご提出ください。
9:15~9:30 オリエンテーション 防災士研修の流れや資格
取得試験・防災士認証登録に関する説明を行います。
1時限目
9:30~10:30 防災士の役割 現代社会で防災士に期待される
役割について、実際の防災士の活動を交えつつ学びます。
2時限目
10:40~11:40 地震のしくみと被害 4つの巨大プレートの上
に存在する日本では地震の発生は避けられません。地震発生のメ
カニズムを理解することで、今後起こりうる巨大地震とその対策に
ついて理解が深まります。
3時限目
11:50~12:50 近年の自然災害に学ぶ 地震や津波以外に、
地球環境の変化に伴って近年多発している気象災害等、自然災害
に関する理解が深まります。
12:50~13:50 昼休み 防災ビデオ上映(視聴は任意です)
4時限目
13:50~14:50 土砂災害と対策 日本の国土には52万か
所を超える土砂災害危険個所があります。土砂災害の種類や、発生
しやすい地盤・地質、誘因となる地震や豪雨との関連が学べます。
5,6時限目
15:00~17:10 避難所の開設と運営
(講義と演習) 当センター開発のグループワーク形式の実践型演習
です。巨大災害時は被災者自身で避難所を運営する必要に迫られま
す。実際に起こりうる問題を想定し、どう解決するか討議することで、
避難所運営の基礎を学ぶことが出来ます。
2日目
9:00 受付 会場にて受付を行います。
9:15~9:30 防災士制度の紹介 防災士資格10年の歩みを紹介
するビデオ上映
1,2時限目
9:30~11:40 ハザードマップと災害図上訓練
(講義と演習) 防災・減災において重要なことは「災害をイメージする」
ことです。地震や豪雨が発生した場合、どこでどのような被害が起こる
のか、どんな対策が必要か、地形図と被害想定図を用いて災害図上
訓練の方法を学びます。ぜひ家庭や地域、職場でも実践して下さい。
3時限目
11:50~12:50 風水害と対策 多くの自然災害が予測困難で、
突然発生するのに対し、台風や大雨は天気予報などを通じて情報を得
ることで、事前に備えることが出来ます。風水害が発生しやすい状況を
知り、災害への備え、避難方法を学ぶことが出来ます。
12:50~13:50 昼休み 防災ビデオ上映(視聴は任意です)
4時限目
13:50~14:50 災害と危機管理 危機の種類や危機管理活動
の分類等の基本的なことだけでなく、危機管理を担当した講師の実体
験に基づいた講義から危機管理の本質を理解できます。
5時限目
15:00~16:00 耐震診断と補強 大事だとわかっている方が
多い中、なかなか浸透しない耐震補強の重要性を学ぶことで、身近な
人を守ることが出来ます。
6時限目
16:10~17:10 身近で出来る防災対策 家具固定や備蓄の
ポイント、安否確認の方法など、身近な所から出来る防災対策の重要な
ポイントと方法が学べます。
17:30~18:30 防災士資格取得試験 制限時間は50分間、
全30問出題されます。解答を終えた方から退出が可能です。
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