防災士

大嶺健太郎 

2017年02月06日 14:53




2016年12月現在 防災士 121,560名 

1年で14,000名養成

全国の郵便局長受講

南海トラフ地震大被害予想静岡県、高校生受講

生き残る術を学ぶ

自助70% 共助20% 公助10%

災害対策 優先すべき順番は

1.自分の生命/安全

2.家族の生命/安全

3.親族・地域・仲間の生命/安全

4.職場・会社の仕事


地震発生全世界の20%が面積比0.03%の日本で発生

国土の70%山間地、国土の10%の洪水氾濫区域に

総人口の約50%の人々が居住し、国家の総資産の

約75%が集中しています。

複雑で脆弱な地質、急峻な地形、少ない平坦地

都市化に伴う危険区域への住宅立地

耕作地確保のための山裾への人家立地

世界平均の2倍に及ぶ多雨国

世界の豪雪都市トップ3を抱える豪雪国

世界の大地震の約2割が発生する地震国

世界の活火山の約1割が分布する火山国



あらゆる災害に備えなければなりません。



研修・試験主体

特定非営利法人 日本防災士機構

株式会社防災士研修センター(日本防災士機構認証研修機関)

〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-4 砂防会館7階



研修費用等

防災士研修講座受講料 49,000円 消費税 3,920円

防災士資格取得試験受験料 3,000円(預り金)

防災士資格認証登録料 5,000円(預り金) 総 額 60,920円



研修内容・課題


防災士研修講座は「自宅学習(履修確認レポート/試験対策学習)」と

「会場研修」の2本立てで構成。 

防災士資格取得には

防災士研修講座の受講(履修確認レポートのご提出+会場研修2

日間)

救急救命講習の受講 



履修確認レポートは、300問いかけ程度の設問があり、文章の

空欄の言葉を埋める課題です。

テキストの該当か所に同様の文書があり、該当か所を読めば解答

できます。約8時間程度を要します。


試験対策は、この事前課題を2~3回読み込むことと、試験対策用

のテキストが別にありますので、そこに記載されている説明文を同

様に読み込み、練習問題が100問ほどありますがその正答及び説

明文章を暗記すれば90%以上は正答できます。

残りの10%程度がテキストから出題されます。

例えば、火砕流の説明文の問題が出題されました。

おそらく、この記憶する作業をこなしていれば、必ず合格するでしょう。

命にかかる講習なので、知識を身につけて知恵として活用してい

ただくことを講習の趣旨としているようです。



修了試験内容


防災士資格取得試験の合格 30問出題 3者択一 

正解率70%以上合格の上、申請に必要な書類の

ご提出が必要となります。



研修モデルプログラム(参考例)


※下記内容は参考例です。各コースによって時間及びカリキュラ

ムは異なります。

コース日程へ

1日目
9:00 受付 会場にて受付を行います。受付の際に履修

確認レポートをご提出ください。

9:15~9:30 オリエンテーション 防災士研修の流れや資格

取得試験・防災士認証登録に関する説明を行います。


1時限目

9:30~10:30 防災士の役割 現代社会で防災士に期待される

役割について、実際の防災士の活動を交えつつ学びます。


2時限目

10:40~11:40 地震のしくみと被害 4つの巨大プレートの上

に存在する日本では地震の発生は避けられません。地震発生のメ

カニズムを理解することで、今後起こりうる巨大地震とその対策に

ついて理解が深まります。


3時限目

11:50~12:50 近年の自然災害に学ぶ 地震や津波以外に、

地球環境の変化に伴って近年多発している気象災害等、自然災害

に関する理解が深まります。


12:50~13:50 昼休み 防災ビデオ上映(視聴は任意です)


4時限目

13:50~14:50 土砂災害と対策 日本の国土には52万か

所を超える土砂災害危険個所があります。土砂災害の種類や、発生

しやすい地盤・地質、誘因となる地震や豪雨との関連が学べます。


5,6時限目

15:00~17:10 避難所の開設と運営

(講義と演習) 当センター開発のグループワーク形式の実践型演習

です。巨大災害時は被災者自身で避難所を運営する必要に迫られま

す。実際に起こりうる問題を想定し、どう解決するか討議することで、

避難所運営の基礎を学ぶことが出来ます。


2日目

9:00 受付 会場にて受付を行います。

9:15~9:30 防災士制度の紹介 防災士資格10年の歩みを紹介

するビデオ上映


1,2時限目

9:30~11:40 ハザードマップと災害図上訓練

(講義と演習) 防災・減災において重要なことは「災害をイメージする」

ことです。地震や豪雨が発生した場合、どこでどのような被害が起こる

のか、どんな対策が必要か、地形図と被害想定図を用いて災害図上

訓練の方法を学びます。ぜひ家庭や地域、職場でも実践して下さい。


3時限目

11:50~12:50 風水害と対策 多くの自然災害が予測困難で、

突然発生するのに対し、台風や大雨は天気予報などを通じて情報を得

ることで、事前に備えることが出来ます。風水害が発生しやすい状況を

知り、災害への備え、避難方法を学ぶことが出来ます。

12:50~13:50 昼休み 防災ビデオ上映(視聴は任意です)


4時限目

13:50~14:50 災害と危機管理 危機の種類や危機管理活動

の分類等の基本的なことだけでなく、危機管理を担当した講師の実体

験に基づいた講義から危機管理の本質を理解できます。


5時限目

15:00~16:00 耐震診断と補強 大事だとわかっている方が

多い中、なかなか浸透しない耐震補強の重要性を学ぶことで、身近な

人を守ることが出来ます。


6時限目

16:10~17:10 身近で出来る防災対策 家具固定や備蓄の

ポイント、安否確認の方法など、身近な所から出来る防災対策の重要な

ポイントと方法が学べます。

17:30~18:30 防災士資格取得試験 制限時間は50分間、

全30問出題されます。解答を終えた方から退出が可能です。



講師紹介サイト


















関連記事