1級園芸装飾技能士試験対策
試験実施機関 各都道府県職業能力開発協会
中央職業能力開発協会
沖縄県においては、
沖縄県職業能力開発協会
〒900-0036 那覇市西3丁目14番1号 那覇地域職業訓練センター内
℡(098)862-4278 Fax(098)866-4964
受検申請書は、平成27年3月13日、上記センター内にて配布です。
申込期間 平成27年4月6日(月)から4月17日(金)まで
郵送の場合は4月17日(金)までの消印有効
試験日程 沖縄県の場合
学科試験 平成27年9月6日(日) 10時00分 試験開始
実技試験 8月14日金曜日 会場 沖縄県立中部農林高校
試験費用 実技試験17,900円 学科試験3,100円
受験資格 実務経験7年 専門高校・専修学校卒業(大学入学資格付与課程に限る)6年
短大・高専・高校専攻科卒業専修学校卒業(大学入学資格付与課程に限る)5年
大学卒業(4年)4年 その他
テキスト教材 販売先
一般社団法人 インドアグリーン協会
〒141-0031 東京都品川区西五反田2-24-9 五反田Nビル4階
℡(03)6303-9395 Fax(03)6303-9397
e-mail:info@niga.or.jp
学科対策 テキスト 園芸装飾必携【改訂新版】 第8刷(平成23年6月1日発行)
5,000円 B5判 457ページ
練習問題 園芸装飾技能検定試験学科例題集 平成26年度版 お得セット
2,000円 B5判 (平成25年~平成17年度) 4冊セット
実技対策 園芸装飾技能検定実技試験ガイドブック 1・2・3級園芸装飾技能士
2,100円 A4判 58ページ
実技内容 作業試験 課題図に示すインドアガーデンを制作する。
標準時間 3時間30分 打ち切り時間 3時間50分
事前講習会 試験申し込み申請書の下の方に関係業種団体が受験対策講習会を実施する場合、
受講案内の送付等に利用するため、当該関係業種団体に住所、氏名等の個人情報を
提供することがあります。同意する方のみにご案内いたします旨の記載がありますので
事前講習会受講希望者は、同意に〇をして下さい。
学科試験対策
学科対策講習会を7月19日(日)に那覇職業訓練センターにて受講いたしました。
受講者は12名、9時~15時までの5時間、ポイントは以下の通りでした。
平成27年度の練習問題を使用して、1級受験でも2級の問題もこなすこと
毎年出題されることが決まっているので、以下のページを読みこむこと(園芸装飾必携)
滝P376、飛石P377、日本庭園P361、西洋庭園P358、病虫害P248、温室P259
土の団粒構造P215、生垣P370、灯篭P380、葉P80、安全衛生及び関連法規P442
問題集を最低3回解答及び上記重点部分は3回程度の読みこみは必要です。
それ以外にも2回はテキストは読んでください。
9月6日(日)に学科試験を受験しました。平成14年までの過去問題集を3回通して、反復
出題問題は確実に暗記しました。結果、出題された50問中45問が過去問題からの出題で
した。9月7日(月)15時、公表解答から96点を確認しました。
実技試験対策
今回、私も平成27年度の試験を受検するのでその都度、リアルタイムで作成してまいります。
実技試験の問題公表が平成27年5月27日(水)のため詳細は、それ以降に順次、記事化します。
取り組む前ですが、実技対策練習が4時間の30回の120時間、学科がテキスト等の音読だけで30時間
問題集を3回解答暗記して30時間、計185時間程度の受験対策を見込んでおります。
最終的に受検直前に映像を撮影して技能のポイントをお伝えいたします。
受験時の注意点についても伝えられるようにしてまいります。
平成27年7月11日(土)、12日(日)両日に沖縄県立中部農林高等学校造園科屋内実習場
にて、実技講習を受講しました。
3名の講師からご教授賜り、受講者数が1級12名(一般)、2級3名(一般1名、高校生2名)
参加者全員の使用工具の種類数量を確認して、試験に適する工具の選定等及び持参植物
の種類及び花つきの状況や事前の枯葉除去等の必要性について
課題図が以下の通り示されます。
平面図、四ツ目垣制作詳細図、しゅろ縄結び詳細図、四ツ目垣部分詳細図、ロープ止め詳細図
千鳥並べれんが及びロープ端末巻込み詳細図、苔覆い部分(Bブロック)断面詳細図、
乱杭詳細図、敷き筏及びラッピング紙装い詳細図など、これらの寸法配置を憶えることが大切です。
作製上のポイント
※作製の工程は、材料の切り出し抜き板、丸太、竹、ロープ止め板釘打ち付け(のこぎり使用及び
ゴミが出る作業)➡四ツ目垣作製➡敷き筏作製➡ポリフィルム敷き込み➡レンガ配置➡四ツ目垣配置
➡玉石並べ➡植物配置➡バッキング➡水苔で覆う➡乱杭並べ➡砂利敷き➡ラッピング(装飾)➡剪定
支給鉢物(持ち込み物は、事前に枯葉や樹形は整え、花物は必ず花がついていること)➡清掃整理整頓
作業終了を申し出る。
※のこぎりは、刃が長く切れ味が良い物で練習して、試験時には新品を持参して、丸太を引く回数を少
なくして時間を縮めることと、後後のしゅろ縄の締め付け時の握力を温存する。小刀も研ぐこと。
※乱切りの丸太は15個程度作製し、長さの目安は、私は13㎝、10㎝、7㎝を各々5個ずつ作製します
※ごみの片づけを考慮して、ベルトにスーパー袋を取り付けその都度切り端を入れたり、クラフト用紙を
1枚、床面に敷いてその上で、竹、丸太を切り出し、そのまま包んでゴミ袋に入れる。極力清掃をしないで
すむようにする。
※玉石並べは、粘土で固定し、必要に応じて砂利やクラフト紙により固定しても良い。石は手で動くか
確認するようです。
※植物の配置及びバッキングは、鉢の間等隙間を布ガムテープにより、塞いでもよい。
勾配等の型形性もテープを利用すれば時短になる。四ツ目垣側は水苔が滑り落ちるので、バッキング
材をくしゃくしゃにして配置して滑り落ちないようにする。
※水苔の覆い隠しはちゃんとすることバッキング材や鉢などが見えると減点されます。
※植物を配置するときは、正面に向け美しく見えるように配置すること。
※しゅろ縄のいぼ結びは玉上3㎝、植木ばさみの刃厚が2㎝程度なので目安にする。
※葉に水苔などがかかっていても減点になります。
作業工程は、以下の手順で行います。
1.材料の切り出しは、ぬき板(木口切り戻し)1500mm1枚、1400mm1枚(仮止め板)、
丸太(1本目は末口を平滑に切った上、2本目はそのまま)2本 ここで大切なことは末口を切りだす
その都度、切り出し小刀で面と取りすることにより、末口の仕上げを行い、元と末の誤りを無くす。
そのまま、乱杭を切りだす、この時一番長い杭の切り長さと使用するのこぎりの刃や柄の長さを
目安にして切りだす、一番長い杭の目安があれば、その他はそれより小さかったりすればよい
15本を目安に切りだす。この時もその都度面取りを行う。
2.竹を切りだす、4本支給される竹の末から1mは、使用しません。残りの4本の3mの竹から
曲がりのない部分を切りだす。
まず、胴縁用のを竹を2本切りだします、元節斜め切りにより切りだします。
残り3本の竹から元の部分の直径3㎝サイズの竹を使用して、敷き筏用30㎝を5本程度切り
だす。筏の台用部分竹40㎝を1本切りだす。
竹を切りだす時は、最後の端部分をのこぎりで切り出す時に竹のまだ切れていない部分を
回して上に向けて、ササクレができなように工夫して切ること。
そのあとに立子用の55㎝の竹を9本切りだす。末口を節ぎりぎりで切りだす。
竹を割る場合は、ばりを削り平滑にすること。
3.大まかに材料の切り出しが終了したので組立作業に移ります。
竹垣(四ツ目垣)を制作います。
150㎝ぬき板左右5㎝に寸法を記入して、その線に接して且つ材料置き場側に向ける部分
ぬき板端に接しさせように配置して、釘を3本程度使用して取り付ける、この2本を取り付けた
後に、仮止め用のぬき板140㎝を丸太の端とぬき板の端を合わせてくぎ打ちにて仮止めをする
同縁に使用する竹の元節部分を丸太の傾斜に合わせてのこぎりで切り、四つ切りにて穴をあけ
て下部から10㎝及び30㎝の位置に、元口が互い違いになるように据え付けること。
両丸太部分から16㎝、32㎝、48㎝、64㎝(中央の立子)の寸法位置に上下の同縁に印を付け
て、真ん中部分が一番太い竹で左右に細くなっていくように結んでいく。後日につづく